許しは向こうからやって来る
こんにちは、ふりーちあかおりです。
さて、「許す」ことについて、これまでの恩師の言葉を振り返っています。
「許す」こと。
いま、割と安易に使われますがとても難しく大切なことです。
例えば、クライアントさんの中には自分が症状や問題から自由になることを自分に許すことができないことで、自分を苦しめてしまっていることは、決して少なくありません。
ここでセラピストさんが、そんなクライアントさんを力尽くで変えようとしたり、自分を許さないクライアントさんのことを一緒になって攻めてしまったら、
クライアントさんは、2重の苦しみになってしまったり、
または、自分を許せるようになるために、少しでも自分を支える力が必要なクライアントさんの力を貧弱化してしまうことになります。
いつもセラピストや対人援助で関わるときは、相手の力を信じ、支える力が必要だと思います。
許そうと思って許せるものではない。
許しは向こうからやって来る、くしゃみみたいなもんだよ。
しようとして出来るもんじゃない。
しようとして出来るもんじゃない。
いやー、10年前は意味がわからなかたけれど、今は、先生のおっしゃっている意味の、かけらは身をもってわかる気がします。
まずは、クライアントさんの力を信じえれる自分の力を信じることからスタートです。