学校に来れないお子さんに居場所を!どんなお子さんでも対応できる学校を作りたい【受講生の声】西尾良子 さん

 

 

現在の状況を教えてください

お仕事は、不登校・引きこもりの専門カウンセラー。
また、陽だまりの場所の代表として、市議会議員の方や賛同いただける方と一緒に
月1回の不登校支援活動をしている。

 

今回、何を達成したか教えてください

受講する前は、セッションでクライアント様の感情に飲み込まれたり
いつまでも感情を引きずるという事がよくあった。

まだ3か月だが、受講してからは自分の資質を知る事で、客観的に自分を見られるようになった。
それによりクライアント様と向き合った時も、感情に飲み込まれることがなく、
いつまでも引きずる事なく分離して考えられるようになった。

最近はセッションの中にコーチングを取り入れており、クライアント様が前向きな姿勢になったり、
この方の資質は何だろうという視点で接する事が出来るようになった。

 

フリースクールについて

フリースクールの不登校支援活動をして1年2か月になるが、当時から作りたいと思っていた。
今の学校の体制は、先生は30人に一人で、低学年は更に大変。
支援の先生が付くが、子供たちをまとめるのは先生も大変で、限界があることをすごく感じている。

こども一人一人の個性に対応できる学校を作りたいと思っている。

 

何が原動力になっているか

これまでの自分の人生を振り返ると波乱万丈で、色んなピンチを切り抜けてきた。
涙もろいけれど、自分でも根性があると思う。

結婚して5人の子供に恵まれたが、発達障害があったり、今でいうグレーゾーンで5人とも不登校。
今現在もそうで、9年間悩み続けた。
近所のお子さんがランドセルを背負って集団登校を見るのが、辛かった時期もある。
私も学校へ行かせようと自分の経験でものを言ったり、
こうあるべきとか、こうあらねばという思考がなかなか抜けなかった。
子供たちも私も本当に辛く苦しい時期があった。

周りも一緒で、主人も当時同居していた両親とも意見が合わなくて、家族がバラバラになった。
自分もうつ病になってしまった時もあった。

特に長女に対してその思いが強く、学校にいけないっていう事で追い詰めてしまった。
中1の時に引きこもってしまったが、2年間口も利かず、部屋に閉じこもって出てこない、
ご飯もいつ食べているんだろうという状態だった。
中学3年生の時に高校進学は無理だと思ってこちらが諦めたら、娘が話をしてくれるようになった。
それから結構良好な関係だったが、17歳の時に統合失調症を発症し2度入院をした。
その時は、娘とは思えない変わり果てた娘に一言も言えず、病院の帰りに号泣して家路に着いた事を思い出す。
娘には妄想とか幻聴とかが見えるので話にならず、見ているのが辛かった。
娘自身も辛かったと思う。

今年の2月に娘が自ら命を絶った。生きていれば19歳。
本当にできる事なら助けてあげたかった。
娘が亡くなり、娘の部屋を片付けていたら遺書があった。
その当時の娘にしかわからない苦しさや惨めさ、怒りや悲しみ、色んな感情が綴られていた。
娘はその中でも本当に頑張っていたと思う。
耐え切れず自ら命を絶ってしまったが、今はその苦しみから解放されたと思っている。
今は安らかでいてほしい、そういう思いでいる。

 

使命は何だと思いますか?

子供たちが不登校になった時に、相談できるところがなかった。
学校で紹介したもらったカウンセラーとの面談もあったが、解決できなくて塞ぎこんでしまった。
学校に足を向けることも、だんだんできなくなった。

そういったお母さんに対してのサポートが、一番必要だと思う。
最近は不登校に対しても社会的にも理解が浸透していると感じるが、
学校の対応だけでは不十分だと思う。

共に導いて考える目標を実現できる伴走者として、お母さんと一緒にお子さんの未来を切り開いていくことが、私の役割だと感じている。

 

将来的にどんなコーチを目指しているか

現在学校に行けない、何をしていいか分からない、目標が分からならいというお子さんを
どう導いて社会に巣立っていけるか、そういった手立てを模索している親御さんをサポートできるコーチを目指したい。

 

大事にしている価値観は?

お子さんの個性は様々で、どんなお子さんでも可能性は無限大。
可能性がたとえ小さな芽だったとしても、見逃さずに栄養を与えて育んでいくことで
大輪の花を咲かせることができる思っている。
色んな形、色んな色やカラー、ひまわりやタンポポやチューリップといったように色んな個性を大事にしていきたい。

 

今後自分で伸ばしたい事は?

子供たちをどう導いて、社会に巣立たせることができるのかを考えると、
学校と地域や家庭がタッグを組んで、取り組んでいく必要があると思う。

私のトップ5にサインの調和性という資質があり、学校・地域・家庭を繋いでいくには、
これが重要ではないかと自分なりに思っている。
更にそれを意識して使うことをしていきたい。

 

次は何にチャレンジしてみたいですか?

現在活動をしているが、学校に来れないお子さんに居場所を作るべき。
どんなお子さんでも対応できる学校を作りたいと考えている。

これからフリースクールの立ち上げをしていく。
自分の強みの視点で見ていくことをしていきたいと思っている。
親御さん、お子さん、サポートしている支援者の方をそういった視点で見ていくことで
皆さんの笑顔が溢れるそういった活気のある学校を作ってきたい。