毒親である母親の特徴とは?毒親の特徴をチェック

「毒親である母親はどのような人なのか」と気になる方に、毒親である母親の特徴を解説します。
この記事では、毒親である母親の特徴を9つに絞って、解説しています。

「毒親」は、一般的に子どもに悪影響を与える子育てをする親を指します。
毒親に育てられた子どもは、大人になってからも生きづらさを抱えているケースが多いです。
毒親である母親の特徴を知り、適切な対処法を考えていきましょう。

毒親とは?

毒親は学術用語ではなく俗語であり、明確な定義がありません。
アメリカで1989年に出版された『毒になる親 一生苦しむ子供』で、スーザン・フォワードが提唱したことをきっかけに、広まったといわれています。

毒親は、子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親を指します。

毒親は心理学では、ネガティブペアレンティングの1種とされています。

ネガティブペアレンティングは、子どもに悪影響を与える子育て全般を示す言葉です。
ネガティブペアレンティングの具体的例は、虐待やネグレクト、モンスターペアレントなどです。

ネガティブペアレンティングは、親子のバランスが崩れることにより起きます。
毒親でいう親子のバランスの崩れは、親が子どもを自分の分身として考えることなどによって発生します。

親が子どもを自分の分身として考えると、期待を子どもに背負わせたり、子どもの行動をコントロールしたりしようとします。
親のこの行動は、子どもの主体性や積極性を奪います。

毒親は子どもに悪影響を与えますが、親に悪意が無いケースもあるため、注意が必要です。
親が「子どものために」行動した結果、毒親になる可能性があります。
この場合、親は自分の行動が子どもにとって悪影響だと気付いていません。

つまり、親が子どものためにした行動であっても、親子のバランスが崩れてしまうと「毒親」になるということです。

毒親になる原因

毒親になる原因としては、親自身が精神的に自立できていないことがあげられます。
親自身が精神的に自立していないと、自分の問題を子どものせいにします。

例えば、自分の結婚の後悔を「あなたさえいなければ」という言葉で子どものせいにするのは、完全な責任転嫁です。
しかし、毒親は被害者意識が強いため、自分の責任を子どもの責任にしようとします。

また、親自身が精神的に自立していないと、過保護や過干渉によって子どもをコントロールしようとします。

子どもをコントロールし、子どもが自立するのを阻もうとします。
子どもが自立すると、自分の存在意義が感じられなくなるためです。

また、ひどい場合、自分と子どもの境界線がみえなくなります。
そのため、自身の負の感情を子どものせいにしたり、自分の望みを子どもに叶えさせようとしたりします。

このように、親自身が精神的に自立できておらず発生する毒親の行動は多いです。

他にも、毒親に育てられた子が毒親になるパターンがあります。

毒親は、世代間連鎖する可能性が高いと言われています。
なぜなら、子育ては自分の親の影響を受けやすいからです。

毒親に育てられた人は「普通の子育て」を知らないため、自分の親と同じように子育てを行ってしまう傾向があります。
毒親に育てられた自覚のある人は、第三者の手を借りてでも、毒親の世代間連鎖を断ち切る必要があります。

毒親である母親の特徴をチェック

毒親である母親の特徴を、9つに絞って解説します。

毒親の特徴をもつ親は共通して、子どもに悪影響を与え、子どもの将来に影を落とします。
毒親の特徴によって、子どもに与える悪影響は様々です。

毒親には、以下のような特徴があります。

  • 過保護
  • 過干渉
  • 子どもの存在を否定する、見下す
  • 子どもの話を聞かない
  • 子どもと競おうとする
  • 子どもを深く傷つける言葉を連発する
  • 子どもに罪悪感を植え付ける
  • 子育てから逃げようとする
  • 子どもを管理・支配しようとする

それぞれの特徴を、具体的にみていきましょう。

子どもに対して過保護である

毒親である母親は、子どもに対して過保護になる可能性があります。
過保護は、親が子どもの世話をやきすぎることです。

過保護な親は、子どもの欲求を先回りして満たすように行動します。
例えば、子どもが新しい服が欲しいと思う前に、親好みの服を与え、「これを着なさい」と指示します。
子どもは新しい服を手に入れられますが、服を選ぶ選択権を母親に奪われます。

親は子どものためを思って行動していますが、親が子どもの世話をやきすぎることで、子どもは自立できないまま大人になります。
常に親の判断に従っていた子どもは、自分で何事も判断できない大人になります。

また、過保護な親のもとで育てられた子どもは、「アダルト・チルドレン」になる可能性があります。
過保護な親に、家庭内で身体的・精神的にダメージを与えられるからです。

アダルトチルドレンとは、他の人とコミュニケーションをうまくとれなかったり、自己認識がゆがんでいたり、生活において生きづらさを感じてしまう人のことです。
アダルト・チルドレンになるかは子どもの性格にもよりますが、過保護は1つの原因になる可能性があります。

子どもに対して過干渉である

毒親である母親は、子どもに対して過干渉になる可能性があります。

過干渉とは、言葉の通り、子どもに過度に干渉することです。
子どものすることに口や手をだしたり、子どもに判断させなかったりします。

例えば、子どもが行きたい学校を無視して親の理想とする学校を受験させる、子どもがやるべきことを先回りして親がやるなどといった行動は、過干渉です。

過干渉な親は、子どもが大きくなると、働く場所や結婚生活にまで口出しすることがあります。
実際に、就職活動で子どもがおとされた企業に親がクレームの電話をした事例などもあります。

毒親は子どものする行動すべてを把握して、自分の思い通りに動かそうとします。

過干渉な親は子どもに対して「あなたのためを思って」という言葉を使うため、子どもは母親が自分をコントロールしようとしているとはなかなか気づけません。
大人になって親から離れて、自分の親が過干渉だったと気付くというケースも多いです。

過干渉な親のもとで育った子どもは、いつでも親の言うことを聞く親にとっての「良い子」になりますが、自分の意志で判断できる大人にはなれません。

子どもの存在を否定する・見下す

毒親は、子どもの存在を否定し、見下す言動や行動を行います。

例えば、子どもが少し失敗しただけで大げさなダメだしをしたり、暴力をふるったりします。
子どもに対して「生まれてこなければよかった」などという言葉で、子どもの存在自体を否定することもあります。

こうした言動や行動は、子どもの可能性を潰すことに繋がります。
子どもが失敗を恐れて、新たな物事に挑戦できなくなるからです。

また、毒親は「こんなこともできないの?」といった言葉により、子どもを見下します。
見下された子供は自分に自信を無くし、主体性をもって物事に取り組めなくなります。

親に存在を否定されたり見下されたりした子どもは、親に見捨てられたかのような感覚をもち、自信を喪失します。
さらに、親に言われて傷ついた言葉や否定的な言葉がトラウマとして脳内に残り、大人になっても人間関係に悪影響を及ぼします。

子どもの話を聞かない

毒親である母親は、子どもが話しかけてきても子どもの話を聞こうとしません。
なぜなら、毒親にとっては子どもよりも自分の方が大事だからです。

子どもが話をしようとすると、話の主導権を奪って自分の話をはじめます。
子どもが「辛い」と悩みを口にしても、毒親は「自分の方が辛い」と主張し、子どもの話を聞こうとはしません。

ひどい場合には子どもをカウンセラー代わりにし、自分の愚痴を聞かせるようになります。
子どもが家を出てからも、自分の生活の愚痴や不満を電話で聞かせる毒親もいるそうです。

自分の話を聞いてもらえなかった子どもは、親に対して信頼感をもつことができません。

家庭内で話を聞いてもらえなかった子どもは、外でもなかなか悩みを打ち明けることができず、人と信頼関係を築くことが難しくなります。

子どもと競おうとする

毒親である母親は子どもを子どもとして認めず、競おうとします。

本来、子どもが成長しているのをみると、親は嬉しく感じます。

しかし、毒親の場合は子どもの成長を素直に喜べません。
自分より子どもが優れていると、認めたくないからです。

子どもが何かで成功すると、子どもに対して嫉妬する傾向にあります。
親自身が子供時代にできなかったことを思い出し、子どもに対して嫉妬してしまうのです。

心理学で、インナーチャイルドという言葉があります。
インナーチャイルドとは、自分の気持ちが傷ついたことをきっかけに、これ以上傷つかないように家族の中で「いい子」を演じてしまい、未完の感情を抱くことです。
「いい子」を演じるために、自分の意見や感情をおしころして生活します。

子どもと競おうとする毒親は、毒親自身が子どものときに、自分の思いを我慢して育った経験があり、インナーチャイルドをもち続けているのかもしれません。

子どもを深く傷つける言葉を連発する

毒親である母親は、子どもを深く傷つける言葉を安易に連発します。

極端な言動が多く、自分に悪いことが起きると「あなたがいなければ」などといった言葉を子どもに浴びせかけます。

毒親は、自分の選択に責任をもてないことが多いです。
そのため、何か問題がおこると「自分のせいではない」と考える傾向にあります。

また、自身の怒りなどの感情を発散するために、子どもに対して深く傷つける言葉を連発するケースもあります。
例えば、「働かないなら出ていけ」や「死ね」など、子どもにはどうしようもないことで子どもを注意します。

毒親は自分を守るために、子どもを深く傷つけても、悪いことだとは思いません。

子どもは親にいわれたことをいつまでも覚えており、大きくなってトラウマとなることもあります。
トラウマが問題となり、人間関係がうまく構築できない可能性があります。

罪悪感を植え付ける

毒親である母親は、子どもに罪悪感を植え付けます。

毒親は被害者意識が強い傾向があり、子どもに対して情に訴えかけて、子どもを支配しようとします。

例えば、「あなたをここまで育ててきたのは私なのに、見捨てるの?」といった言葉により、子どもの情に訴えかけます。

情に訴えかけることにより、子どもに罪悪感を植え付ければ、子どもはいうことを聞くと思っているのが罪悪感を植え付ける毒親の特徴です。

毒親は情に訴えかけても子どもがいうことを聞かない場合、子どもを深く傷つける言葉を発したり、暴力をふるったりと、他の行動に移す可能性があります。

子どもは親の言葉をそのまま受け取り、なんとか親の期待に応えようと努力します。
しかし、子どものそうした行動は親の行動を肯定することになり、親はさらなる要求を子どもにするようになります。

そうなると、子どもは親の支配から逃れられなくなっていきます。

子育てから逃げようとする

毒親である母親は、子育てから逃げようとするケースもあります。

そもそも自分のことで精いっぱいで、子育てをしようとしません。
自分に余裕があるときだけ子どもをかまったりしますが、基本的には子どもに関心を示しません。

子育てから逃げようとする親は、子どもに対して愛情表現をほとんどしません。
中には、十分な食事を与えず、病気になっても病院に連れて行かないなど、完全に子育てを放棄している場合もあります。

子どもは親の愛情を得ようと頑張りますが、子育てから逃げようとする毒親は子どもに無関心です。
そのため、子どもは親に守られているという安全感をもつことができません。

安全感をもてなかった子どもは、大人になっても人を信頼することが難しくなってしまいます。

子どもを管理・支配しようとする

毒親である母親は、子どもを管理・支配しようとし、思い通りにならないとイラつき、不機嫌になります。
子どもの進路や就職、結婚、生活など、様々な面で子どもに干渉し、自分の思い通りに動かそうとします。

例えば、子どもが行きたい学校があったとしても、偏差値が高いという理由で親の希望の学校のみ受験させます。
合格すると機嫌よくいますが、不合格の場合は子どもを責め続け不機嫌になります。

そんな親を見た子どもは、親が望む人間になろうとし、息苦しさを感じます。
また、親が望む人間になれない自分に対し苛立ちを感じ、自分を認められなくなってしまいます。

子どもを管理・支配しようとする親は、子どもを自分の人生の生きがいとしている可能性があります。
子どもが自立した後、自分が必要とされなくなることを恐れ、子どもをコントロールしようとします。

親に管理・支配され続けた子どもは、自分の意見をもって行動できない大人になります。

毒親に育てられた人の特徴

毒親に育てられた人の特徴を、6つご紹介します。

毒親に育てられた人は、人間関係をうまく構築できなかったり、自分に自信がもてなかったりといった悩みを抱えている可能性があります。
毒親は、子どもに対して無関心・過保護・過干渉など何らかの間違った子育てを行うことで、子どもに深い傷を与えています。
そのため、子どもは悪影響を受け、以下のような特徴をもちます。

  • 人を信頼できない
  • 自信がもてない
  • 人や物に依存する
  • 人から認められるために頑張りすぎる
  • 感情の起伏が激しくなる
  • 自分の意見がもてない

それぞれの特徴を、具体的にみていきましょう。

人を信頼できない

毒親に育てられた人は、友人や恋人を心から信頼できない傾向にあります。

毒親は子どもがいうことを聞いたときに、子どもをほめます。
何か条件をクリアした際にほめられ、愛されるという経験をもった子どもは、何もせずに愛されるという感覚がわかりません。

そのため恋人や友人に対して、「なぜ自分を好きになってくれるのか」疑問に思い、「いつか見放されてしまうのでは?」という不安をもちながら相手と接することになります。
そのため、人間関係に問題が起こり、うまく信頼関係が構築できません。

自信がもてない

毒親に育てられた人は、大人になっても自信がもてません。
なぜなら、子どもの頃から親の指示に従って行動してきたため、自分で判断して行動する機会が少なかったからです。

自分の意志で何かを行う際には、「怒られるのではないか」や「不快にさせないか」と、必要以上に不安を抱えます。
そのため、行動に移せず、自信をもてないまま過ごすことになります。

また、親から否定されて育った子どもは、自分の中にいわれた言葉を受け入れている可能性があります。
否定の言葉をそのまま受け取っている場合、自信をもつことはできないでしょう。

人や物に依存する

子どものころから極度に行動を制限されていた反動や親に愛されなかったという思いから、大人になると人や物に依存します。

具体的には、アルコールやギャンブル、友人、異性などです。
親との関係が上手くいかなかったことから、今度こそうまくやろうと物事にのめりこむ傾向があります。

依存症の原因は様々ですが、毒親との関係により子どもの頃から傷ついてきた経験が原因になっている可能性があります。

また、毒親と共依存関係になっていた子どもの場合は、友人や恋人に対して親の代わりになってもらおうとします。
自分の行動を決めてもらったり、判断をゆだねたりします。
少しでも自分から離れようとすると、行動を制限することで依存関係を保とうとします。

そのため、人と関係をうまく築くことが難しくなります。

人から認められるために頑張りすぎる

毒親に育てられた人は、無条件の愛情に慣れていないため、認められるために頑張りすぎる傾向があります。

例えば、仕事も家事も完璧にこなさなければ上司や家族に認められないと感じ、倒れるまで頑張るなどという行動に表れます。
自分で納得いくまで頑張らないと、リラックスして過ごすことができません。

子どもの頃親に認めてもらえるのは「手伝いをしたとき」や「テストで良い点をとったとき」など条件をクリアしたときだけだったため、頑張らなければ認められないと思ってしまいます。

そのため、頑張りすぎて心身に不調がでることがあります。
心身の不調を放ってそのまま頑張り続けると、うつなど精神的な病気になってしまう可能性があります。

感情の起伏が激しくなる

毒親に育てられた人は、感情の起伏が激しくなる可能性があります。
なぜなら、毒親の感情に振り回されてきたからです。

自分の思い通りにならないとすぐ不機嫌になる、少し失敗すると激しく怒るというような親と過ごしていた場合、毒親の感情に振り回されていたことでしょう。
そのような感情表現をみている人は、自分も同じような表現をしがちで、他者からみると感情の起伏が激しいと思われる可能性があります。

また、子どもの頃に自分の意見や感情を抑制されてきた人は、大人になって感情を制御しきれなくなり、感情の起伏が激しくなる場合があります。
その場合、自分自身で感情をコントロールすることが難しいでしょう。

自分の意見がもてない

毒親に意見を否定されつづけた経験があると、自分の意見をもてない人になります。
自分の意見をもっても否定されるため、意見をもたないように意識するからです。

例えば、自分の好きなものを毒親に話して、否定された経験をもつ人は、好きなものを人に語ることができなくなります。
毒親に意見を否定されたことで、自分の意見は正しくないと考えてしまうからです。

自分の意見をもっていても、「間違っているのでは?」という不安が常につきまとい、外に出せない傾向があります。

毒親育ちは精神疾患になりやすい?

毒親育ちは精神疾患になりやすいかというと、そうとは一概にはいえません。

毒親育ちは子ども時代に不遇な扱いをうけていますが、受け取り方は人によって異なるからです。
子どもが親から受ける影響の度合いにも、個人差があります。

例えば、毒親のみに育てられた子どもと、毒親を含め親戚や近所の人など多くの大人に囲まれて育てられた子どもでは、親から受ける影響の度合いが異なります。
親に話をきいてもらえなかった子どもでも、他に聞いてくれる大人がいれば、問題なく成長できます。
そのため、毒親に育てられたから精神疾患になる、というわけではありません。

毒親への対策

毒親への対策を、2つご紹介します。

毒親への対策は、以下の2つです。

  • カウンセリングを受ける
  • 心理的にも物理的にも毒親と距離を置く

毒親と向き合おうとすると、子どもが消耗するだけで、解決に至らない可能性が高いです。
そのため、第三者をいれるか距離をおいて対策することをおすすめします。

それでは、それぞれ具体的にみていきましょう。

カウンセリングを受ける

毒親対策として、専門的な治療やカウンセリングを受けましょう。

専門家に話を聞いてもらうことで、毒親への適切な対処法を教えてもらえます。
毒親との関係性を、自分自身で客観的にみることは難しいです。

また、自分の傷ついた過去の経験を話すことで、悩みが和らぐかもしれません。
カウンセリングで話したことはプライバシーとして守ってもらえるため、周囲の人には話せない悩みでも相談ができます。

心理的にも物理的にも毒親と距離を置く

毒親の言動による悪影響を受けないために、心理的にも物理的にも距離を置きましょう。
毒親に対して、「変わってくれる」という期待をもつのは危険です。
毒親は、基本的に自分が悪いという思いをもっていません。

もし毒親と健全な関係を築きたいのであれば、自分の気持ちを安定させてから親と接する必要があります。
そのため、距離を置いて、自分の意見を大切にした生活を送りましょう。

親が子どものためを思っていても子どもに悪影響を及ぼす場合がある

毒親である母親の特徴を、9つ紹介しました。

毒親には、過保護や過干渉、子育て放棄など、様々なタイプがいます。
親が子どものためを思ってした行動であっても、子どもに悪影響を及ぼす子育ては「毒親」になります。
そのため、親の行動が子どもの成長を妨げていないか、第三者目線で確認が必要です。

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