ティーチングやアドバイスがなくても、人の悩みは解決できることがすごい。【倉田涼子さんインタビュー】

 

 

現在の状況を教えてください

県立高校で社会科教員をしています

 

今回、何を達成したか教えてください

ペアレンツコーチの仲間以外で、何回かセッションした相手から、すごくコーチングの素晴らしさを実感してもらった。
今度からお金を払うので、正式にコーチングしてほしいとお申し出をいただいた。

職業柄お金はいただけない。
代わりに、継続セッションをやった後、お客様の声のような感想をフィードバックとしてほしい。
周りに困っている人や悩んでいる人がいたら、紹介してほしいと伝えた。

達成したことで、どんなプラスの影響が自分や周りにありましたか?

最初は周りにコーチングをしている事は話していなかったが、だんだん自分に自信がついてきて人に話せるようになり、
周りもすごいねと言ってくれた。

強みの考えを教育現場に入れたりストリングファインダーの視点を入れることは、教員に絶対必要だと共感していただいた。

周りで困ったり悩んでいる生徒さんやご両親などに、どんどんコーチングを実践する機会をいただき、
強みを教育にという考え方に、他の先生にも共感してもらっている。

自分のためにやってきてため込んできたことが、人様の役に立った事で自分の自信が増えた。
やっててよかったと嬉しさと、間違ってなかったとモチベーションにも繋がった。

今まで人の悩みを聞く事が得意ではなかったので、相談されても困ると思い何もしてあげられなかった。
今は自分から困っている人を探し、声をかけていくような、全員来ていいという受け入れ態勢に変わった。

周りからも気軽に助けてもらっていいかと、声をかけてもらえるようになって嬉しい。

途中で迷ったことなどありましたか?

一瞬迷う時もあったが、今ここで行かなかったらチャンスがなくなる、
この人をどうにかしてあげたいという気持ちが勝ち、迷っても進んでいった。

ペアレンツコーチングの学びの中でどの部分を活かしましたか?または今後活かせそうですか?

一番は、フローのベースがありそれに従って話をしていくという安心感がある。

相手を承認するという聞く力を心掛けるようになって、相手が話す内容が変わってきた。
ティーチングやアドバイスがなくても、人の悩みは解決できることがすごい。

この人はすごい人だという前提で強みの視点で、相手をリスペクトしながら話していくことができる。

もうすぐ学校がお休みに入るので、それまでの間に困っている子を一人でも多く助けになればいいと思う。
オンラインを使い、全国の困っている親子さんに、コーチング・カウンセリングを始めてみたい。

これから、チャレンジをしたいと言う仲間に、力づけのメッセージお願いします。

迷ったらゴー!

失敗はないんだと、よくわかった。
前進しかなく、思った通りにいかないことも自分の糧になるのでので、迷ったらもったいないと思う。

次は何にチャレンジしてみたいですか? 今後のさらなる夢を教えてください

迷える若者たちが、本当にやりたいことを見つけていくお手伝いがしたいという夢が芽生えた。

学校では学べない非認知的な力をつけられる新しい塾のような学びの場を作りたい。